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退職代行サービスの選び方ガイド|失敗しないための7つのチェックポイント

最終更新: 2026-04-13

そもそも退職代行を使うべきか

退職代行はすべての人に必要なサービスではありません。自分で退職を伝えられる状況なら、わざわざ費用をかける必要はないでしょう。

退職代行を使った方がいいケース

  • 退職を切り出したが、強く引き止められて受理されなかった
  • パワハラ・セクハラがあり、上司と直接話すこと自体が苦痛
  • 精神的・身体的に限界で、あと2週間の出勤すら難しい
  • 「人手不足だから辞められない」と言われている
  • 退職を申し出ると嫌がらせや報復が予想される

自分で辞められるケース

  • 上司との関係が普通で、話し合いが成り立つ
  • 職場にハラスメントや違法行為がない
  • 有給消化や退職金で揉める要素がない

判断の基準は「辞めたい」ではなく「辞められない」状態かどうかです。環境の問題で退職を言い出せないなら、退職代行を検討する価値があります。

選び方の7つのチェックポイント

1. 運営タイプ(弁護士型・労働組合型・民間型)

退職代行は運営主体によって、できることが大きく変わります。

項目弁護士型労働組合型民間型
退職意思の伝達できるできるできる
有給消化の交渉できるできるできない
残業代・未払い賃金の請求できる交渉までできない
損害賠償への対応できるできないできない
訴訟対応できるできないできない
費用相場2.5〜8万円2〜3万円1.5〜3万円

民間型は「退職の意思を伝える」ことしかできません。有給消化の希望を伝えることはできますが、会社に拒否された場合に交渉する権限がありません。

「交渉が必要かどうか」で選ぶタイプが決まります。詳しくは「弁護士型vs労組型vs民間型 徹底比較」で解説しています。

2. 料金と追加費用

表示価格だけで判断すると失敗します。確認すべきは以下の3点です。

  • 表示価格は税込か: 税抜表示で安く見せているケースがある
  • 追加料金の有無: 「基本料金」以外にオプション費用が発生しないか
  • 組合加入費: 労働組合型の場合、別途2,000〜3,000円程度の組合費がかかることがある

2026年時点の費用相場は以下のとおりです。

タイプ相場最安水準
民間型15,000〜30,000円約20,000円
労働組合型20,000〜30,000円約19,800円
弁護士型25,000〜80,000円約22,000円

弁護士型でも2万円台のサービスが登場しており、以前ほど価格差は大きくありません。「安いから民間型」という選び方は見直した方がよいでしょう。

3. 返金保証の有無

退職できなかった場合に全額返金してくれるかどうかは重要なポイントです。退職代行の成功率は各社とも「ほぼ100%」と謳っていますが、万が一のケースに備えて返金保証があるサービスを選ぶと安心です。

4. 即日対応できるか

「今日辞めたい」と思ったときに、当日中に会社へ連絡してくれるかどうかです。多くのサービスが即日対応を謳っていますが、以下を確認しましょう。

  • 入金確認後に動く: 銀行振込だと当日の対応が難しい場合がある
  • 営業時間: 24時間受付でも、実際の連絡は翌営業日になるケースがある
  • 後払い対応: 手持ちがない場合、後払い(ペイディ等)に対応しているかどうか

5. 連絡手段

LINEで完結できるサービスが主流です。電話が苦手な場合はLINEのみで対応してくれるか確認しましょう。相談段階ではメール・LINEどちらも対応しているサービスが多いですが、契約後のやり取りがLINEに限定される場合もあります。

6. アフターフォロー

退職連絡を入れて終わりではなく、その後のサポートが充実しているかも重要です。

  • 書類受け取りのフォロー: 離職票・源泉徴収票の送付を会社に催促してくれるか
  • 転職支援: 提携の転職エージェントを紹介してくれるか
  • 退職届のテンプレート提供: 退職届の書き方が分からない場合のサポート

7. 実績と口コミ

料金やサービス内容に大差がないサービスも多いため、最終的には「信頼できるか」で判断することになります。

  • 利用者数や実績が公開されているか
  • Googleの口コミやX(Twitter)での評判はどうか
  • メディア掲載実績があるか

注意点として、退職代行の口コミサイトはアフィリエイト報酬の高い順に並べているだけのケースが多いです。ランキング1位のサービスが必ずしも最良とは限りません。

退職代行で対応できること・できないこと

誤解が多いので整理しておきます。

すべてのタイプで対応できること

  • 退職の意思を会社に伝える
  • 希望退職日の伝達
  • 有給消化の希望を伝える
  • 引き継ぎを行わない意思の伝達
  • 貸与物の郵送返却の調整

労働組合型・弁護士型のみ対応できること

  • 有給消化の交渉(会社が拒否した場合の対応)
  • 退職日の交渉
  • 未払い残業代の交渉

弁護士型のみ対応できること

  • 損害賠償請求への対応
  • 訴訟対応・法的手続き
  • 公務員の退職手続きの代理
  • 研修費返還・競業避止条項の法的対応

利用の流れ(6ステップ)

どのサービスもおおむね同じ流れです。

ステップ1: 無料相談

LINE・メール・電話で現在の状況を伝えます。この段階で費用は発生しません。複数のサービスに相談して比較することも可能です。

ステップ2: 申込・ヒアリング

退職希望日、有給残日数、会社の連絡先、トラブルの有無などをヒアリングシートに記入します。この情報をもとに、業者が会社への連絡内容を準備します。

ステップ3: 契約・入金

料金を支払います。銀行振込・クレジットカード・後払い(ペイディ等)に対応しているサービスが多いです。入金確認後に本格始動します。

ステップ4: 退職連絡の実行

業者が会社の人事部または上司に連絡し、退職の意思・希望日・有給消化の意向を伝えます。即日対応の場合、申込当日に連絡が入ります。

この日以降、出勤する必要はありません。有給消化または欠勤扱いになります。

ステップ5: 貸与物の返却・書類の受け取り

社員証・制服・PC・鍵などの貸与物を郵送で会社に返却します。会社からは離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証などが届きます。

ステップ6: 退職完了

退職届が受理され、正式に退職が成立します。届かない書類がある場合は、業者経由で催促してもらえるケースが多いです。

よくある失敗パターンと回避法

退職代行は「依頼すれば必ずうまくいく」わけではありません。よくある失敗を知っておくことで回避できます。

民間型に依頼したが交渉が必要だった

最も多い失敗パターンです。民間型は交渉ができないため、会社が有給消化を拒否しても対応できません。「交渉が必要になるかもしれない」と少しでも思うなら、労働組合型か弁護士型を選びましょう。

追加料金が発生した

「基本料金○円」と安く見せて、実際には別途料金が発生するケースがあります。申込前に「追加料金は一切なし」と明言しているサービスを選ぶか、総額を書面で確認しましょう。

離職票が届かない

退職代行を使った場合、会社が書類の発送を遅らせるケースがあります。離職票がないと失業保険の申請ができません。アフターフォローで書類催促まで対応してくれるサービスを選ぶと安心です。

離職票が届かない場合は、ハローワークから会社に催促してもらうことも可能です。

退職金が減額された

退職代行を使ったことを理由に退職金を減額することは原則として違法ですが、就業規則に減額規定がある場合は注意が必要です。退職金が高額な場合は、弁護士型に依頼して権利を守りましょう。

退職代行が使えない・制約があるケース

公務員

公務員は民間の労働法(民法627条の2週間ルール)が適用されません。退職には「任命権者」の承認が必要で、民間型・労働組合型では対応できない手続きがあります。弁護士型に依頼してください。

詳しくは「公務員向け退職代行ガイド」で解説しています。

自衛隊

自衛隊法により、退職申請しても「任務遂行に著しい支障がある場合」は承認を保留される可能性があります。自衛隊法に詳しい弁護士による対応が必須です。一般的な退職代行業者では対応を断られることが多いです。

業務委託・フリーランス

「退職」ではなく「契約解除」扱いになるため、一般的な退職代行の対象外です。契約書の内容次第で即日解除が難しい場合もあり、弁護士への相談を推奨します。

契約社員(有期雇用)

原則として契約期間中の退職はできません。ただし以下の例外があります。

  • やむを得ない事由がある場合(ハラスメント、違法な長時間労働等)
  • 契約開始から1年以上経過している場合(労働基準法137条)
  • 会社との合意がある場合

契約社員の退職は労働組合型または弁護士型に依頼しましょう。

退職後にやるべきこと

退職代行で退職した後、自分でやる必要がある手続きがあります。

退職日から14日以内

  • 健康保険の切り替え: 国民健康保険に加入するか、任意継続(退職から20日以内に申請)するか、家族の扶養に入るかを選択
  • 国民年金への切り替え: 市区町村役場で手続き

書類が届いたら

  • 離職票でハローワークへ: 失業保険(雇用保険の基本手当)を申請。自己都合退職の場合、給付開始まで約2ヶ月の待機期間あり。給付額は前職給与の50〜80%程度
  • 源泉徴収票の保管: 年末調整・確定申告に必要

転職活動

退職代行を使ったことが次の転職先に伝わることは基本的にありません。退職理由は「一身上の都合」で問題ありません。無断欠勤や懲戒解雇と比べれば、正式に退職できている方が明らかに有利です。

まとめ: 迷ったらこう選ぶ

  • 交渉が必要 or 法的リスクがある → 弁護士型
  • 有給消化したい・費用を抑えたい → 労働組合型
  • シンプルに辞めるだけ・費用重視 → 民間型
  • 迷ったら → 労働組合型が費用と対応力のバランスが良い

まずは無料相談で複数のサービスに話を聞いてみることをおすすめします。相談だけなら費用はかかりません。

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